8月8日の盂蘭盆施餓鬼会、11月3日の延年講。
檀家さんはもちろん、地域の方も多くお参りいただきます。
施餓鬼会(せがきえ)は施食会(せじきえ)とも言います。餓鬼をはじめとする一切のもの(四聖六道法界万霊)を供養します。
大慶寺ではお盆(うらぼん)の時期に行い、この施餓鬼供養の功徳を各家先祖代々霊位・初盆霊位・水子霊位・災害犠牲者霊位・戦争戦没英霊・無縁霊位等に向けます。
延年講は江戸時代から続く行事です。江戸時代には城下町、宿場町の雰囲気の中、田中城の藩士、宿場や商家の商売繁盛を願う近在の参詣者が集まり、昔は立錐の余地もない程賑わったといわれています。この伝統は今でも受け継がれ、現在では「開運 大毘沙門天王」の年に1度のご開帳日となっており、本堂では、家内安全、商売繁盛、開運吉祥、進学成就等の開運特別祈祷が行われます。その他にも日蓮聖人お会式法要・酉の市・福引き、まとい行列も行われ、大慶寺と地元上伝馬商店街が大いに賑わいます。
2大行事の他にも季節に応じて様々な行事をしております
星祭とは、古来より伝承される儀式で、一年ごとに巡ってくる運命を左右する星を供養し、個人の一年間の幸福を祈り、災いを除くようご祈祷をする行事です。大慶寺では、日天子をお祀りする三光堂にて、小寒(寒の入り)から節分までの「寒の内」に、毎日お経を読み、木剣祈祷をして祈願し続けた後に、お札と御守りを授与致します。 また、最終日の節分の日に「節分祈祷会」を行い、参列の方には直接ご祈祷を致します。
春分の日・秋分の日は昼と夜の時間が等しい日です。この日を中日として、その前後三日を含めた一週間を「お彼岸」と呼びます。わかりやすく言うと仏道修行強化週間です。 大慶寺ではご希望の方には、ご自宅にお経に伺っております。
冬至とは1年の中で最も昼が短く、夜が長い日。つまり陰が極まりこれから陽に回復していく転換期でもあります。 「1年の締めくくりに、心の垢落とし、来たる新年にそれぞれの決意を固める」冬至水行祭を開催しています。
毎年12月の第3日曜日に開催しています。
落語家さんの噺とお坊さんの説法を、同じ高座で披露する大胆な企画。これは、その昔、説法自慢のお坊さんと噺自慢の落語家が、お寺の高座で競い合ったという伝承に由来しています。
大慶寺では11月の第3日曜日に開催しています。